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Atelier GiGi のソーイング・ノート

オリジナルデザイン&パターンでハンドメイドの子供服、たまに大人服、ときどきカメラ♪

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経験値アップのためのデータ収集

パンツの作図でよく頭を悩ましていたのが
数値の決め方です。


パターン本を参考にパンツを作図する場合、








パンツの股下ワタリ寸法や ネカシ(倒し)分量の数値が記載されていますが
私はなぜその数値になるのかを知りたい。
なぜだか、他のデザインではまた違った数値が記載されているし
どうしてこの数字を導き出しているのかがサッパリです。

例えばヒップ寸法が同じ90cmだったとしても
身長170cmと150cmだと身体の厚みやバランスが違ってきます。
股下ワタリ寸法やネカシ(倒し)分量、その他もろもろ異なってくると思います。

目安として その数値が記載されているのも分かりますが
その目安をどういう風に計算しているのかが分かれば
色んなデザインに応用が利くと思うんですよね。

学校で学んでいた時も先生が
『このデザインの、ここの数値は〇cmで引きます~』
と説明してくれるのですが、理論的というより
今まで経験してきた結果で 数値を〇cmと説明していた感じがします。


こんな感じでパンツの作図の際はいつも悩まされていたのですが
以前パターンレッスンに通った時にこの悩みを解消する知識を得ました。
でも、実際応用してみると疑問もあったりで 今回の検証につながっています。

あともう少しでパンツの作図方法を掴めそうなんですけど
それを確固たるものにするには まだまだ経験が足りませ-ん。
色んなデザイン、サイズを作って応用できるかどうかの
データ収集が必要そうです。


んが、ここしばらくパンツ検証に取り掛かってきたので
かなりお腹いっぱい。

ここらで暫し休憩入りま~す☆( ̄▽ ̄)ヘヘ



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| [ソーイングあれこれ]パンツの考察 | 07:15 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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パンツの検証3

ボーイフレンドデニムをイメージしたパンツを作図しました。

今回 作図の【 共通事項 】 ※数値を変更しない箇所。
◆ ヒップ周りのゆるみは最小限のままで。
   Claude(クロード)はヒップ83cmに対し、ゆるみが12cmありますが
   検証1・3 ともに 5cmで作図。

◆ ウエストはゴム仕様でヒップがギリギリ通るウエスト寸法にする。
   ベルト周り寸法85cm
◆ 運動量はキープしつつ、ネカシ(倒し)分量は少なめにする。
   検証1の文化式はネカシ分量が5.4cm、クロードは4.6cm、検証3では3.4cm。
   ※ちなみにネカシ分量が多いと後身頃は大きく右へ傾くので、使用する生地の分量が増えます。
    変形した形になるので一方方向で裁断する場合や生地巾が狭いと用尺がたくさん必要になる。。。
    ネカシ分量が少ないと生地の節約にもなると思う。( ̄▽ ̄)w


【 確認事項 】 ※検証したい箇所
◆ 後股ぐりのカーブの違いを見る。(浅め、深め)
◆ 前身頃の折り山線を前ワタリ寸法二分の一より脇へ移動した場合の
  足の可動域を確認する。
◆股下の前後寸法差の確認。
  (なぜ同寸ではダメなのか、寸法差はどれ位が適しているのか)


ファーストサンプル①
pants-2.jpg

サイズ150 /H83cm
  ・ ヒップのゆるみ 計5cm (H88cmあがり)
  ・ベルト周り寸法は85cm。
  ・パンツ裾幅は38cm
  ・身頃の折り山線をワタリ寸法二分の一より、脇側へ移動してます。

検証1で自分の方法で作図したパンツは X脚っぽくなってしまいました。
今回はキレイなストレートパンツのシルエットになったと思う。
pants-2a.jpg


pants-2b.jpg
後股ぐりのカーブにツレじわが出ていないので、丁度いいカーブになったかな。
股下ワタリ寸法の前後差は3cm。
股下の前後寸法差は無し。


着画♪ (次女: 身長143cm、H83cm)
pants-2c.jpg
パンツ裾幅を検証1と同じ38cm幅にしていますが、
なぜかお尻下の後太もも辺りのゆるみが多い。
後股ぐりのキツさは無くなりました。 ヒップ周りのゆるみもちょうどいい感じ。


上の作図でサンプル①を縫いました。
pants-2d.jpg
生地はC&Sさんのインディゴデニム風ニット。
縦地方向によく伸び、横地方向にはあまり伸びない生地です。


次女: 身長143cm、H83cm
pants-2e.jpg

長女: 身長158cm、H84cm
pants-2f.jpg

H寸法が同じでも身長差で着画雰囲気が違いますね。
次女はブカブカな感じがします。
長女がちょうどいいサイズ感。
後身頃の内股にかけて 斜めのシワが気になります。



サンプル②
pants-3.jpg
ファーストサンプル①で気になった股下にかけてのシワを修正。
後股ぐり、後股下のカーブを下げて、股下の前後寸法差を1cm付けました。
後股ぐりのカーブが①に比べて少し浅くなりました。


修正した作図でサンプル②を縫いました。
pants-3a.jpg
今度は布帛で。


次女
pants-3b.jpg

長女
pants-3c.jpg

布帛だと次女のサイズ感がちょうど良く、
長女では若干小さめな感じがします。後股ぐりがキツそう。
ボーイフレンドデニムというよりスリムパンツ風。
後身頃の内股にかけての斜めシワが少しマシになった気がします。



サンプル③
pants-4.jpg
ファーストサンプル①ではストレッチ素材に適していなかったので
ニット用に作図をし直しました。

 ・ヒップのゆるみなし。(H83cmあがり)
 ・股上寸法を①より3cm下げ、浅くしています。
 ・ベルト周り寸法は77cm
 ・パンツ裾幅は36cm
 ・股下の前後寸法の差は1cm
 ・後股ぐりのカーブをより浅くしています。


ニット用に作図し直し、サンプル③を縫いました。
pants-4a.jpg


次女
pants-4b.jpg

長女
pants-4c.jpg

ニット用に作図し直したサンプル③は次女にちょうど良くなりました。
後股ぐりカーブを浅くした分、お尻がキュッと上がった感じがします。
ジーンズで見られるようなシルエットになったと思う。
後身頃の内股にかけての斜めシワが、次女では目立たないのはO脚気味だからかも。。。

長女に このサイズは小さく感じます。
前身頃股下付近に引き込みじわが出ている。
細身にした分、後身頃の内股にかけての斜めシワが目立ちました。
ワタリ寸法が足りない事も考えられるけど、
たぶん身頃の折り山線を脇寄りに移動したことが原因かも。


* * * * * * * * * * * * *

パンツの検証は 確認したい箇所を一ヶ所ずつ確認してから 次の作業に進んでいます。
なぜなら複数個所を同時に修正してしまうと、何が原因か分からなくなるから。

検証からへ辿り着くまで 何着トワルを組んだことか。。。
シーチングを1反注文していましたけど、検証で全部使ってしまいました。
おかげで自分が疑問に思っていたことが解消できたと思います。

まだまだ検証したい事があるので
パンツの作図は こうすればOK!とは言えませんが
検証した事をまとめて、パンツの作図方法として昇華したいと思います。





いつになるか分からないけどね!!


| [ソーイングあれこれ]パンツの考察 | 02:16 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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パンツの検証2

今回、パンツの検証を始めた理由を『パンツ検証中・・・』で
説明していますが、それとは別にお客様から
『パンツの原型が欲しい』 という要望があったので
再度検証しようと思った部分があります。

ただパンツはデザインや用途、素材によって
作図の数値が変化しやすいと思うので
原型という型にはめていいものかと迷っていました。
また作図する際に幾つか疑問点もあったので
この際徹底的に気になるところを調べようと思いました。


さて、パンツは作図の際に 『吊るし』 と 『棚置き』 に分けて考えます。


棚置き』 はジーンズのように畳んで陳列する商品のこと。

isa-jeans.jpg
クジラの町、高知・黒潮町生まれのジーンズ!
isa:IM205 【国産・工場直送価格】メンズ デニム


畳んで陳列するのでパターンは平面的です。
※縫い方は股底縫い



吊るし』 は主に スラックス等のフォーマル仕様の商品のこと。
turushi-a
画像はAOKIオンライン 楽天市場店からお借りしました。
※縫い方は筒縫い



他に立体的な作りの『吊るし』もあります。



パンツを作図する時は『吊るし』なのか『棚置き』なのかを
頭において作図します。


今回作りたいパンツのイメージは 『ボーイフレンドデニム』 
棚置きです。

ウエストはゴム仕様、ヒップ周りはゆるみを入れ過ぎず
膝から下をゆったりした感じにしたい。



【 パンツの作図について 】

パンツの作図について、私は以下の3箇所を重要視しています。

まずは
◇身体の厚み(横方向の数値)
細身の人は幅を狭く、太身の人は幅を広くする。
パンツ検証2a



◇運動量(縦方向の数値)
ゆったりとしたシルエットは、縦の数値を多くする。
パンツ検証2b



◇股下からのシルエット
基本、前身頃の折り山線は前ワタリ寸法の半分の位置ですが
ワークパンツ(カジュアル)等の折り山線は脇側へ移動する場合もある。
後股下のα寸法は素材・身体の厚み等によって変化させる。
パンツ検証2c


以上を踏まえて作図したファーストサンプルが①です。 ※150サイズ
パンツ検証2d
①をストレッチデニムで作ったらブカブカし過ぎたので
②は布帛で作りました。①の股下が余っている感じだったので修正しています。
①の反省点を修正して作ったのが③です。股上が浅くコンパクトな作りにしています。

それぞれネカシ分量は同じですが、
後股ぐりのカーブ、後股下の寸法を変えてます。


次女10歳 身長143cm、H:83cm
パンツ検証2e


長女12歳 身長158cm、H:84cm
パンツ検証2f

二人とも同じ150サイズのパンツを穿いています。
身長差が15cmもあるのに、ヒップ寸法が同じな姉妹(笑)
でも着用した感じは全然違うんですね~

次回はそれぞれのパンツの作図と修正箇所について
詳しく説明します。




| [ソーイングあれこれ]パンツの考察 | 19:02 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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パンツの検証1

前回パンツの作図をしたのですが
コピー用紙に出力したら裾幅が広すぎたので、前後ともに2cmカットし(赤線)
裾幅38cm上がりに変更しました。

pants-1.jpg
文化式は文化ファッション大系服飾造形講座 (8) 子供服
パンツ作図(140)を参考にして、150サイズを作図しています。

サイズ150 /H83cm
文化式: ヒップのゆるみ 計7cm (H90cmあがり)
     ・前パンツに切開きは入れていません。
     ・ウエスト寸法は86cm。

文化式を作図していて思ったんですが、男子向けパンツのためか
パンツ幅が広めです。
女子向けにするにはパンツ幅の調整が必要ですね。

【文化式】
pants-1a.jpg
ゆったりとした直線的なシルエットになりました。


pants-1b.jpg
後股ぐりのカーブがキツイためか、ツレじわが出ています。
縫製とアイロンでカバーすれば軽減できるかも。
股下ワタリ寸法の前後差は4cm。


着画でーす♪ (身長143cm、H83cm)
pants-1i.jpg

pants-1ii.jpg
赤矢印が気になるところ。
後股ぐりのゆるみは足りてますが、お尻下のゆるみが多いような気がします。
パンツ幅が広い。
前股ぐりのワタリ幅が若干多い(広い)かも。


* * * * * * * * * * * * *

【4等分】 ※自分の作図方法
pants-1c.jpg
若干細身ですが、シルエットがX脚(内股)っぽい。

サイズ150 /H83cm
  ・ ヒップのゆるみ 計5cm (H88cmあがり)
  ・ウエスト寸法は85cm。


pants-1d.jpg
後股ぐりのカーブに若干 ツレじわが出ています。
股下ワタリ寸法の前後差は3cm。


着画♪
pants-1j.jpg

pants-1jj.jpg
パンツ幅はこれぐらいが好み。
後股ぐりがキツそう。 ヒップ周りのゆるみは少なめだが足りない感じではない。
横向きの写真では写っていませんが、お尻下のゆるみをもう少し減らしたい。


* * * * * * * * * * * * *

【ギャザーパンツ】 
誌上・パターン塾 Vol.3 パンツ編 (文化出版局MOOKシリーズ)基本パターン③参照
pants-1e.jpg
で、、、でかパン💦

サイズ150 /H83cm
  ・ ヒップのゆるみ 計40cm (H123cmあがり)
  ・パンツ丈45cm


pants-1f.jpg
う~ん、作図の通りなんですが、股ぐりのカーブが好きじゃない。
股下ワタリ寸法の前後差は3cm。


着画☆
pants-1k.jpg
・ ・ ・ ・ (/ω\)オゥ

なんか、全体的にモッサリしているかな。。。

股ぐりのゆるみは足りてますが、
後中心のネカシ分量がなく垂直なため
若干お尻がつかえているような気がする。



* * * * * * * * * * * * *

【スキニーパンツ】
こちらも誌上・パターン塾 Vol.3 パンツ編 (文化出版局MOOKシリーズ)
スキニーパンツ参照
pants-1g.jpg
生地: 天竺使用(テンション普通)
ヒップを83cmあがりにして、ゆるみなし。
股下を長めに取って、裾でくしゅくしゅ感を出してます。
裾周り21cm。


着画☆
pants-1ll.jpg
もう少し伸縮がある生地を使えばちょうどいいかと。
履く時に足が若干つかえます。


* * * * * * * * * * * * *

【スパッツ】
こちらも誌上・パターン塾 Vol.3 パンツ編 (文化出版局MOOKシリーズ)
レギンス参照
pants-1h.jpg
生地: 天竺使用(テンション普通)
ヒップ83cmに対し、66.5cmあがり。
裾周り20.5cm。


pants-1mm.jpg
スパッツのシルエットとしてはキレイにできたと思う。
ただ機能性で考えると生地が不適合。
ポリウレタン混で伸縮がある素材がベター。

サンプルで使った天竺はテンションが普通なので
かがんだ時の膝回りがきつい、後ウエスト位置が下がり過ぎる。
履く時に足を入れづらい。


以上がサンプル分の検証になります。

今回文化式と自分の作図の仕方を比較して
作図の違いが分かり、大変勉強になりました。
そして、解決策も少し見えてきたような。。。

次回はパンツの気になった箇所を検証しながら
仮説をたてて修正していきます。


本日はここまで~
また暫く籠ります。 
ではでは(^^♪


| [ソーイングあれこれ]パンツの考察 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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パンツ検証中・・・

こちらも平成最後に滑り込み!

ってか、前回の更新って3/8だったのね!
間が空きすぎてビックリ
色々ありましたので、ご容赦ください~

さて、随分昔に 『パンツの考察』 や 『スリムパンツのシルエット考察』 で
パンツについて検証しているんですが、
今読んでみると結構的外れな説明部分もあったりで
読み返すと恥ずかしさ倍増の黒歴史化していますが
これも成長の証という事で このまま削除せず晒しておこうと思います。


で、再度検証しようと思ったのは
以前パターンレッスンを受けた時に理論を教えてもらった事を
実際作図してみて、あれ?と思った事があったので
文化式の作図方法と自分の作図方法で検証してみようと思いました。

きっかけは去年春頃に作ったキュロット。
腰回りのゆるみがあるにも関わらず、ヒップがキツく見えたこと。
そして着用を続けていたら お尻部分が裂けてしまった!

なぜこうなったのかを いくつか仮説を立てて
文化式の方法と自分の方法とで作図を比べようと思います。


サイズ150 /H83cm
文化式: ヒップのゆるみ7cm、 自分: ゆるみ5cm
※それぞれゆるみの分量が違うのはウエストゴム仕上げにした時、
  ゆるみ5cmだと文化式のウエスト寸法が83cmになったため。 
※ちなみに4等分、3等分~というのは私の作図で使っている方法です。

2019-10a.jpg
文化式は文化ファッション大系服飾造形講座 (8) 子供服を参考にしています。
◇後股ぐりのゆるみ(運動量)を確認。


2019-10b.jpg
メモ:4等分が文化式とほぼ同じシルエットになった。
   2等分は文化式と同じく前身頃を反転して後身頃を作図する方法。




以下は誌上・パターン塾 Vol.3 パンツ編 (文化出版局MOOKシリーズ)
参考にして子供用に作図。
2019-10c.jpg
◇この作図だと後股ぐり部分のゆるみが足りないと思うが、
◇股ぐりを3cm下げている分がゆるみとなるのか。
◇後中心から股ぐりにかけて もたつきはでないか。



2019-10d.jpg
◇股ぐりはすっきりしているか。
◇足は開きやすいか、曲げやすいか。
◇ヒップ周りは足りているか。



2019-10e.jpg
◇股ぐりはすっきりしているか。
◇足は開きやすいか、曲げやすいか。
◇ヒップ周りは足りているか。
◇股下部分が余らないか。

以上、サンプルを作って検証、確認してみようと思います。




参考本















子ども服、パンツを作図するなら上段3冊手元にあれば十分です。
ミセスのスタイルブックは手元にあった2006年の雑誌を参考にしています。
パターンメーキングの基礎は難解すぎておススメできない。。。w




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