Atelier GiGi のソーイング・ノート

オリジナルデザイン&パターンでハンドメイドの子供服、たまに大人服、ときどきカメラ♪

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

Amelie パフ・ラグランスリーブT : 縫製レシピ

お待たせしました♪
Amelie (アメリー) パフ・ラグランスリーブTシャツの
作り方になります。

こちらのレシピでは

・ロックミシンの差動レバーを使って 簡単にギャザーを寄せる方法
・袖下から脇を続けて縫う時、縫い合わせがずれない方法
・Tシャツの衿ぐりが伸びない縫い方

をコツとしてのせています。

◎画像の番号は縫製手順書の番号になります。
 その他は補足説明です。
◎レシピは全て共布で作った時の縫い方になります。
◎付け衿や袖口にスパンリプを使う場合は縫い方の手順が異なります。
◎使用したミシンは職業用ミシン JUKIのSPUR 90
 ベビーロック 衣縫人(2本針4本糸ロックミシン) です。


縫い方は必ずしも『これが正しい縫い方』という訳ではないので
縫い方の幅を広げる気持ちでご参考にして頂ければと思います。


※画像は全てクリックすると大きくなります。
puff-raglan-1a_20120613060644.jpg
まずは生地の裁断。
パターンは生地の表側にのせて裁断していきます。
使用した生地は全て綿スムースです。



puff-raglan-1b_20120613060643.jpg
付け衿のパターンのノッチ(合い印)を入れる時
矢印方向の下側部分だけ入れておきます。



puff-raglan-1c.jpg
1. 付け衿が輪になるように接ぎ合わせ(ミシン縫い)、縫い代の角をカットします。
2. 付け衿の縫い代は両割りにして二つ折り、
  袖口カフスも二つ折りしアイロンをかけます。



ロックミシンの準備(2本針4本糸使用)
puff-raglan-1d.jpg
ロックミシンの設定を
差動レバー2
かがり幅5.5mm
送り目3

に合わせます。



puff-raglan-1e.jpg
袖パーツの裏側を上にし
袖口部分のギャザーをロックミシンでかけます。



puff-raglan-1f.jpg
ロックミシンの設定を上記にすると
簡単にギャザーを寄せる事ができます。



こちらはロックミシンの設定サンプル
puff-raglan-1y.jpg
送り目の幅を変更する事で
ギャザーを寄せる分量を調節できます。



puff-raglan-1g.jpg
3. 袖口にギャザーを寄せる時
  袖口カフスより少し長めになるようギャザーを寄せます。
 (画像はほぼ同寸になっていますが。。。)



puff-raglan-1h.
ロックミシンの設定を
差動レバー N
かがり幅7.5mm
送り目2.4

に合わせます。

袖口カフスと接ぎ合わせます。
この時袖の長さがカフスより長めなので
目打ちでギャザーを寄せ込みながら接ぎ合わせます。

※かがり幅を広く取る事で、ギャザー寄せのロックミシン目を
 包むことになります。
※ロックミシンでギャザーを寄せる方法はニット生地を扱う時に適します。
(ニットは生地に厚みがあるので表にあたりが出にくい) 
 布帛ではギャザーを寄せた縫い代部分に厚みが出てしまうので
 表地にあたりが出てしまいます。
 



puff-raglan-1i.jpg
4. 身頃と袖のラグラン線を縫い合わせます。



puff-raglan-1j.jpg
前身頃、後身頃と縫い合わせたら
縫い代を袖側に倒し、アイロンをしっかりかけます。



puff-raglan-1k.jpg
5. 袖下から脇、裾までを続けて縫います。



puff-raglan-1l.jpg
袖下から脇を縫う時、継ぎ目の部分がずれてしまう時は
こちらの『カリスマのり』を使います!



puff-raglan-1m.jpg
パッチワーク用ですが
ペンタイプのスティクのりになっています。
これを継ぎ目の部分に少量塗り、継ぎ目がずれないよう固定します。

のりは乾くと白色っぽくなるので、濃色の生地に使う場合は
縫い代部分をはみ出さないように使います。
針の通りも変わらず、水洗いで取れるので便利ですよ。



puff-raglan-1n.jpg
継ぎ目の位置をしっかり合わせてロックミシン。



puff-raglan-1o.jpg
袖口の空環(ロックミシンの糸端)を縫い代部分に通して
糸処理をします。



puff-raglan-1p.jpg
6. 付け衿と身頃を縫い合わせます。
  付け衿のノッチを下側だけに入れると縫い合わせた時
  ノッチ部分が内側に入るので、表に見えません。



puff-raglan-1q.jpg
なるべくまち針は使いたくないので
付け衿を止め付ける時は必要最低限の場所だけにします。
(左右N.P と 前後中心位置のみ)



puff-raglan-1r.jpg
ここでポイント!
付け衿は伸ばさず、身頃の衿ぐり部分をいせながら縫い合わせます。

Tシャツやトレーナーは身頃の衿ぐり寸法より、
付け衿寸法の方が小さくなっています。
これをどう縫製するかで、
洗濯後に衿が伸びるか伸びないかの差が出てきます。

付け衿を伸ばしながら、身頃と縫い合わせる方法は簡単ですが
伸ばして縫っているので、縫い上がりは衿ぐり周りが波打った状態になります。
これをアイロンで衿の形を整えればキレイになりますが
洗濯するとやはり衿が伸びてしまいます。



puff-raglan-1t.jpg
ちょっと練習が必要になりますが
付け衿を伸ばさず、付け衿の寸法に合わせて 身頃の衿ぐり側の寸法を
ギャザーを寄せる感じでいせ込みながら縫い合わせます。
縫い上がりは衿ぐり周りに少しシワが寄っている感じになります。

天竺は生地が薄いので いせ込みが難しいです。
極力伸ばさないよう、ギャザーになってしまわないよう、縫い合わせます。



puff-raglan-1s.jpg
7. 裾周りにロックミシンをかけます。



puff-raglan-1u.jpg
8. ここで身頃を表にひっくり返します。
  裾を2cm二つ折りにし、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
  衿ぐり周りにもアイロンをしっかりかけます。



puff-raglan-1v.jpg
9. 裾に2本ステッチをかけます。
  なるべくまち針は使いたくないので
  裾周りを止め付ける時は必要最低限の場所だけにします。
  (脇 と 前後中心位置のみ)



puff-raglan-1w.jpg
10. 袖口カフスの縫い代にかんぬきをかけます。

 ※衿ぐり周りにステッチをかける場合はかけます。
 (付け衿をいせ込みながら縫い合わせているので、
  衿ぐり周りにステッチをかけると 程よく伸びて収まります。)
  衿ぐり周りにステッチをかける時は 身頃を裏側にひっくり返して、
  筒の内側から縫う感じでミシンをかけてあげると縫い易いです。(画像右)
 ※衿ぐり周りにステッチをかける場合は
  ラグラン袖と前身頃の衿ぐり周りのみにかけて、後中心位置に縫い代の
  反り返りを防ぐかんぬき止めをかけて下さい。
  後衿ぐり周りにステッチをかけない事で 頭を通した時の逃げ道になります。



puff-raglan-1x.jpg
11. 仕上げアイロンをかけて出来上がり♪


以上、お疲れさまでした。^^



2年近くあ~だ、こ~だと考察して色々試した結果の縫い方です。
これで衿ぐり周りの素材にスパンリブを使えば
さらに伸びない衿ぐり周りのTシャツになるんじゃないでしょうか。

ぜひ試してみて下さい♪



パターンはこちら → Amelie (アメリー)




ランキングに参加しています。
一日1回のクリックがランキングに反影されます。
応援宜しくお願い致します!

↓ ↓ ↓ パターンショップのレシピ販売はこんな感じになります♪
にほんブログ村 ハンドメイドブログへ

↓ ↓ ↓ レシピはお役に立てたかな?
br_decobanner_20110604111633.gif


関連記事
スポンサーサイト

| [パターンショップ]縫製レシピ | 10:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ateliergigi.blog119.fc2.com/tb.php/288-fc347378

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT