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Atelier GiGi のソーイング・ノート

オリジナルデザイン&パターンでハンドメイドの子供服、たまに大人服、ときどきカメラ♪

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子供服 パターンの作図の仕方

旧・文化式の子供原型を使用した本を参考に
パターンを作図する時の注意事項。



こちらは旧・文化式子供原型。
genkei-kyubunka.jpg
旧・文化式子供原型の特徴として
・衿天幅(衿ぐり)が狭い。
・前丈が足りない。
・前後の肩傾斜の差が大きい。
・前後のバランスが悪い
という事があります。


この原型を組み立てると下記のような着画になります。
kids-genkei-d.jpg
前丈が足りず前裾が上がっています。
脇線も前に流れている状態。


これを修正するための方法を『 子供の原型(2) 』 に記載していました。
kids-genkei-5.jpg
※前身頃袖下位置を1㎝下げ、前裾を1cm追加。


この修正方法は、
旧・文化式子供原型を使ったパターン本の作図の仕方と
同じ感じになります。


例えば・・・
発表会のための少女の服 より抜粋
pattern-sakuzu-1a.jpg
後身頃脇は1.5cm上げて、前身頃脇は1cm上げる。
これが上記の修正方法と同じ状態になります。

デザインがノースリーブなので
袖下が開き過ぎないよう詰めていますが、
前身頃脇を後身頃脇と同様に1.5cm上げてしまうと
前裾がはね上がってしまうので1cm上げにしていると思われます。
(私なら0.5cm上げにします)



改良した原型で、この作図方法にすると下図のようになります。
pattern-sakuzu-1aa.jpg
改良した原型は前後のバランスを取れているので
これだと前裾が下がり気味になります。
また後アームホールの寸法より 前アームホール寸法が大きくなります。
※前裾は赤線にすると前裾は下がりませんが、
 前アームホールは大きく浮いた状態になります。



なので、改良した原型で作図する場合は
前後脇の位置を同じにするか、前身頃脇のみ0.5~1cm上げるぐらいにしておきます。
pattern-sakuzu-1ab.jpg
※前身頃脇を上げるのは改訂版・文化式子供原型で腹グセダーツを
たたんだのと同じ状態になります。
(前アームホールが小さくなり、余計な浮き分がない状態)




また肩先にゆるみを追加する場合も注意が必要。
pattern-sakuzu-1b.jpg
子ども服―サイズ80・90・100・110 (生活のソーイング) P60 より抜粋。



pattern-sakuzu-1bc.jpg
・まずウエストラインは下げません。赤◯印
 同じ位置で作図します。
・肩先のゆるみは前後同寸法追加します。青◯印
・後SNP(サイドネックポイント)は0cmで。(0.3cm追加しなくてもいい)緑◯印

※改良した原型は肩先にもゆるみを追加しているので、ブラウスでは無くてもいいぐらい。
 シャツで0.5cm追加ぐらいです。1cmは多すぎぐらい。


このポイントを押さえておけば
旧・文化式子供原型を使った本を参考に作図しても大丈夫です。

イマイチ説明が分かりづらいかもしれませんが、
肩、脇の位置(ゆるみ)は前後合わせておけば大丈夫!(差をつけない)という事です。


文化ファッション大系服飾造形講座 (8) 子供服
ではテキスト通りに原型をお使いください。




いずれアイテムごとのパターン作図方法を
テキストにしたいと思っていますが
まだまだ先の話になりそう。

本には載っていない、
あれやこれやのテクニックを満載する予定なのだよ。 ( ̄▽ ̄)ニヤリ



※少し加筆修正しました。(2016/10/25)
※コメント欄、開けておきます。
 ご質問がありましたら お気軽にどうぞ♪

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| [ソーイングあれこれ]子供服原型 | 13:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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