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Atelier GiGi のソーイング・ノート

オリジナルデザイン&パターンでハンドメイドの子供服、たまに大人服、ときどきカメラ♪

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パンツの検証2

今回、パンツの検証を始めた理由を『パンツ検証中・・・』で
説明していますが、それとは別にお客様から
『パンツの原型が欲しい』 という要望があったので
再度検証しようと思った部分があります。

ただパンツはデザインや用途、素材によって
作図の数値が変化しやすいと思うので
原型という型にはめていいものかと迷っていました。
また作図する際に幾つか疑問点もあったので
この際徹底的に気になるところを調べようと思いました。


さて、パンツは作図の際に 『吊るし』 と 『棚置き』 に分けて考えます。


棚置き』 はジーンズのように畳んで陳列する商品のこと。

isa-jeans.jpg
クジラの町、高知・黒潮町生まれのジーンズ!
isa:IM205 【国産・工場直送価格】メンズ デニム


畳んで陳列するのでパターンは平面的です。
※縫い方は股底縫い



吊るし』 は主に スラックス等のフォーマル仕様の商品のこと。
turushi-a
画像はAOKIオンライン 楽天市場店からお借りしました。
※縫い方は筒縫い



他に立体的な作りの『吊るし』もあります。



パンツを作図する時は『吊るし』なのか『棚置き』なのかを
頭において作図します。


今回作りたいパンツのイメージは 『ボーイフレンドデニム』 
棚置きです。

ウエストはゴム仕様、ヒップ周りはゆるみを入れ過ぎず
膝から下をゆったりした感じにしたい。



【 パンツの作図について 】

パンツの作図について、私は以下の3箇所を重要視しています。

まずは
◇身体の厚み(横方向の数値)
細身の人は幅を狭く、太身の人は幅を広くする。
パンツ検証2a



◇運動量(縦方向の数値)
ゆったりとしたシルエットは、縦の数値を多くする。
パンツ検証2b



◇股下からのシルエット
基本、前身頃の折り山線は前ワタリ寸法の半分の位置ですが
ワークパンツ(カジュアル)等の折り山線は脇側へ移動する場合もある。
後股下のα寸法は素材・身体の厚み等によって変化させる。
パンツ検証2c


以上を踏まえて作図したファーストサンプルが①です。 ※150サイズ
パンツ検証2d
①をストレッチデニムで作ったらブカブカし過ぎたので
②は布帛で作りました。①の股下が余っている感じだったので修正しています。
①の反省点を修正して作ったのが③です。股上が浅くコンパクトな作りにしています。

それぞれネカシ分量は同じですが、
後股ぐりのカーブ、後股下の寸法を変えてます。


次女10歳 身長143cm、H:83cm
パンツ検証2e


長女12歳 身長158cm、H:84cm
パンツ検証2f

二人とも同じ150サイズのパンツを穿いています。
身長差が15cmもあるのに、ヒップ寸法が同じな姉妹(笑)
でも着用した感じは全然違うんですね~

次回はそれぞれのパンツの作図と修正箇所について
詳しく説明します。




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